株式会社エコ計画

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施設について

嵐山エコスペース(産業廃棄物処理特定施設整備法認定 民間第1号)

埼玉県比企郡嵐山町花見台12

TEL
0493-62-0011
FAX
0493-62-0881

嵐山エコスペースは、平成9年(1997年)に埼玉県比企郡嵐山町花見台12番(花見台工業団地内)に廃棄物の中間処理総合リサイクル施設として完成しました。一体的に設置される2つ以上の廃棄物処理施設と研究開発施設が併せて設置されており、民間企業として全国で初めて「産業廃棄物処理特定施設整備法」の認定を受けています。廃棄物を原料とした固形燃料(RPF)の製造や金属リサイクル(マテリアルリサイクル)、焼却施設の熱源を利用した有機汚泥の肥料化(サーマルリサイクル)など、リサイクルの推進に努めております。

平成11年(1999年)に環境マネジメントシステムISO14001の認証を取得し、その活動の中で目標としたリサイクル率90%を達成しています。また当社では、国の基準より厳しい独自基準を定め、これを守る事により嵐山エコスペースにおけるダイオキシン排出濃度を非常に低く抑えることに成功しており、徹底した環境への配慮を行っています。

   

処理品目

一般廃棄物 可燃性廃棄物、不燃性廃棄物、汚泥
産業廃棄物 燃え殻、汚泥、廃油、廃酸、廃アルカリ、廃プラスチック類、紙くず、木くず、繊維くず、動植物性残さ、ゴムくず、金属くず、ガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器くず、鉱さい、がれき類、ばいじん、動物系固形不要物
特別管理産業廃棄物 感染性産業廃棄物、特定有害産業廃棄物(鉱さい・燃え殻・ばいじん・汚泥)

維持管理計画

搬入物及び搬出物

搬入物には、産業廃棄物17種類及び特別管理産業廃棄物一般廃棄物があります。搬出物には、再利用されるものとして、有機肥料・固形燃料金属スクラップ及び焼却残さ、最終処分場へ運び埋立て処分するものとして再生利用されなかった焼却残さ及びガラスくず等があります。

産業廃棄物17種類及び特別管理産業廃棄物、一般廃棄物については処理品目をご覧ください。

廃棄物処理施設の能力詳細

No. 施設名 形式・能力 処分方法 廃棄物の種類
1 焼却施設 再燃焼室 12m3/日(24h) ロータリーキルン後段の再燃焼室へ直接噴射し、燃焼する。 廃油、廃酸、廃アルカリ
ロータリーキルン+
後燃焼ストーカー 65.8t/日(24h)
ロータリーキルン燃焼と再燃焼室(ストーカー含)を組み合わせた連続燃焼。 汚泥、廃プラスチック類、紙くず、木くず、繊維くず、動植物性残さ、動物系固形不要物、ゴムくず
2 脱水施設 化学反応による 288m3/日(24h) 汚泥ピットよりクレーン投入処理後、移送コンベアにより、貯留ピットへ排出。 汚泥
3 破砕施設 3軸スクリュー破砕機×1基 42t/日(12h) 破砕処理後、コンベアにて排出。 廃プラスチック類、紙くず、木くず、繊維くず、ゴムくず、金属くず、ガラスくず・コンクリートくず(がれき類を除く。)及び陶磁器くず、がれき類
4 圧縮施設 油圧式(60t/cm2)圧縮機 50t/日(8h) 搬入後、手動投入し、圧縮、処理物はフォークリフト等で搬出。 金属くず
5 コンクリート
固型化施設
セメント及び薬剤添加混練式 20t/日(8h) サイロ等より投入後、セメント又は薬剤添加後混練し、コンベアにて養生ピットへ投入。 燃え殻、鉱さい、ばいじん
6 脱水・
乾燥施設
傾斜型ロータリードライヤー 47.8t/日(24h) ピットより投入し、焼却施設の余熱利用による熱風乾燥を行う。 燃え殻(再利用可能なものに限る。)、汚泥、動植物性残さ
7 破砕・減容
施設
(RPF製造)
1軸破砕機+熱圧縮成形機 42t/日(12h) 重機等により投入。破砕処理後、コンベアにより成形機に投入。成形処理後、コンベアにてストック場所に搬送。 廃プラスチック類、紙くず、木くず、繊維くず、ゴムくず

廃棄物保管施設の容量

取扱い品目に対応する延べ17種類の保管用ピット・サイロ等を備えており、いずれも最大処理能力に対して余裕のある保管容量を確保しています。

廃棄物保管施設の容量詳細

(廃棄物の種類/保管施設名称/容積/保管の高さ/状態/処理内容)
No. 廃棄物の種類 保管施設名称 面 積 保管の
高さ等
保管
状態
処理内容
1 燃え殻、汚泥、動植物性残さ 肥料原料ピット 45.6m2 8.5m
(130.4m3x1基、125.1m3x2基)
屋内 脱水処理、乾燥処理
2 汚泥、動植物性残さ 汚泥ピット 23.9m2 8.5m(200.4m3 屋内 乾燥処理
3 廃油 廃油ピット 8.0m2 4.0m(20.0m3 屋外 焼却処理
4 廃酸、廃アルカリ 廃液タンク 5.0m2 4.0m(20.0m3 屋外 焼却処理
5 廃プラスチック類、紙くず、木くず、繊維くず、動植物性残さ、ゴムくず、動物系固形不要物 産廃ピット 44.9m2 8.5m(377.3m3 屋内 焼却処理
6 ばいじん 捕集サイロ 7.0m2 5.2m(20.0m3 屋内 コンクリート固形化処理
7 金属くず 金属ピット 6.4m2 8.5m(53.1m3 屋内 圧縮処理
8 ガラスくず・コンクリートくず(がれき類を除く。)及び陶磁器くず、がれき類 不燃物ピット 11.1m2 8.5m(92.2m3 屋内 積み替え
9 廃プラスチック類、紙くず、木くず、繊維くず、金属くず 破砕物ピット 45.9m2 8.5m
(220.2m3x1基、163.6m3x1基)
屋内 破砕処理
10 廃プラスチック類、紙くず、木くず、繊維くず、ゴムくず 破砕原料ピット 20.7m2 4.6m(95.1m3 屋内 破砕減容
11 廃プラスチック類 RPF貯留ヤード 27.5m2 3.0m
フレコン、籠、ドラム缶
屋内 固形燃料保管