株式会社エコ計画

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リサイクルについて

多種多様な廃棄物を分別して資源にするマテリアルリサイクル

マテリアルリサイクルとは、使用済み製品や生産工程から出る廃棄物などを原料として再資源化を行い、有効活用するリサイクルです。以前は産業系廃プラスチックが主でしたが、容器包装リサイクル法、家電リサイクル法などが施行されたことにより、家庭や店舗、事務所からでる使用済みプラスチックもマテリアルリサイクルの対象になっています。

当社では、廃プラスチック等よりRPF固形燃料化、有機汚泥の肥料化・工業用燃料化、廃電子機器等を分解・選別し再資源化するシステムを採用しています。また、金属くずについても当社の中間処理総合リサイクル施設は埼玉県より再生事業者(リサイクル事業者)の認定を受けています。

木・紙・プラスチック類

RPFとは

RPFとはRefuse Paper & Plastic Fuel の略称で、主に産業系廃棄物のうちマテリアルリサイクルが困難な古紙及びプラスチックを原料とした高カロリーの固形燃料です。

RPFは、発生履歴が明らかで選別された廃棄物を原料としているため品質が安定しており、熱量のコントロールも容易に行うことができます。また低価格であり、総合エネルギー効率の向上と化石燃料削減によるCO2の低減など地球温暖化防止に貢献しています。

RPF成型機

有機性廃棄物

選別した有機性廃棄物で製造された有機性土壌活性材は、窒素、りん、カリだけでなく多くの有機性成分を含んでいます。これをさらに加工し、豊かな土壌環境に改善する有機肥料「システム大地」として販売しています。また、食残分離機の導入により更なるリサイクル率の向上が実現しました。

技術開発の推進

汚泥の再利用に

脱水施設

日本で排出される産業廃棄物の中で最も多いのが汚泥です。この汚泥、動植物性残さ、燃え殻(肥料原料として再利用可能なもの)などの廃棄物を中間処理・脱水後、焼却炉の廃熱エネルギーを利用して肥料を製造しています。当社では有機性・無機性など、汚泥の性状により様々なご提案が可能です。

化学反応脱水機
木材チップを様々な分野で有効活用

木くず粉砕機

不要となった木製パレット等を選別・破砕して、良質な木材チップを製造しています。製造した木材チップは、ボード用原料やバイオマス燃料、RPF用原料など様々な分野にて有効活用されています。

良質の再生資源を生み出す

発泡スチロール減容機

発泡スチロール減容器は、省力的な電熱式であり、クリーンかつ安全なプラントです。発泡スチロールの素材はPS 以外に、PP・PEも減溶処理が可能です。減溶ブロックは170 度で処理され良質の再生原料を生み出します。板状なので積み重ねやすく運送性、保管性にも優れています。

地球に優しい銅資材の再生活用

銅線剥離機

当社では、コード類から98%以上の銅を回収することができる銅線剥離機を稼働させています。銅線剥離機は、コード類の被膜と中身の銅を完全に分離し、良質な銅だけを取り出すことができる、省力化を実現した銅のリサイクルプラントです。